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SCCM2007 R3へのバージョンアップについて

SCCM2007 R3へのバージョンアップについて

SCCM2012がリリースされているにも関わらす、SCCM2007について記載します。
SCCM2007 R3バージョンアップについて

【SCCM2007 R3の機能について】
まずはSCCM2007 R3でどんな機能が増えた?(簡単に記載)
・電源管理機能の強化
電源に関する詳細な設定をルール(電源ポリシー)として定義可能。

・OS展開機能の強化(OEM Prestaged Media)
OSのプロビジョニング機能強化。

・スケーラビリティの強化
SCCM2007R2にて管理できる台数→200,000台
SCCM2007R3にて管理できる台数→300,000台に増える。
※各サイトサーバーロールのキャパシティには変更無し。

・コレクション機能の改善
新規ActiveDirectoryに参加したクライアントのSCCM検知が迅速化(既定で5分)
オペレーションが容易に(コレクションの追加、削除)

余談が長くなりましたが、ここから本題。
【アップグレードについて】
現行の環境、バーションでどのようなアップグレードをする必要があるのか。
現行環境の環境がSCCM2007 SP1の場合はまず、前提条件としてSCCM2007 SP2へのアップグレードが必須。

アップグレードのパターン
・SCCM2007 SP無し →SCCM2007 SP2 →SCCM2007 SP3のインストール(SCCM2007 SP3 with R3)
・SCCM2007 SP1 →SCCM2007 SP2 →SCCM2007 SP3のインストール(SCCM2007 SP3 with R3)
・SCCM2007 SP1 with R2 →SCCM2007 SP2 →SCCM2007 SP3のインストール(SCCM2007 SP3 with R3)
・SCCM2007 SP2 →SCCM2007 SP3のインストール(SCCM2007 SP3 with R3)
・SCCM2007 SP2 with R2 →SCCM2007 SP3のインストール(SCCM2007 SP3 with R3)


少し補足説明するとSCCM2007 R3にアップグレードするには前提条件として
SCCM 2007 SP2 と KB977384 が適用されている必要がある。

・Microsoft System Center Configuration Manager 2007 SP2 更新プログラム
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=23152

・必要な修正プログラムの詳細については、システム センター構成マネージャー 2007 R3
http://support.microsoft.com/kb/977384/ja


【アップグレードに伴うクライアンアト側の挙動について】
SCCM 2007 SP1環境にてサーバ側をSCCM 2007 SP2へアップグレードした場合。
クライアントはSCCM 2007 SP1のままでも利用可能。ただSCCM 2007 SP2へのアップグレードが推奨。
アップグレードに要するモジュールはクライアントで何の機能を利用しているかにより変わりますが、
最大で 20MB前後になる見込み。

SCCM 2007 SP2環境にてサーバ側に KB977384を適用し、その後 KB977384をクライアントに適用。
SCCM 管理コンソールの「ソフトウェアの配布」配下に「KB977384 - Advanced Client Hotfix -
クライアントにこのパッケージを配布。モジュール容量1MB程度。

SCCM 2007 SP2環境にてサーバ側をSCCM 2007 R3へアップグレード。
クライアント ステータス レポートのインストールを実施します。
SCCM の配布機能を利用し、"ClientStatusReporting.msi /quit" の形式でインストール可能。(サイレントインスト)
クライアントにこのパッケージを配布。モジュール容量1MB程度。
※サーバのアップグレード都度にクライアントのアップグレードが発生します。
ただ、クライアントのアップグレードは必須ではなく。
追加される機能、電源管理などを利用するためにはクライアントのアップグレードを必要としますが、
基本的な動作についてはクライアントのアップグレード自体は行わなくとも動作はできる。



【注意事項について】
※アップグレードの過程にてWindows AIKの入れなおしが発生する。
SCCM 2007 SP1からSP2にアップグレードする過程にてWindows AIKをアンインストール。

SCCM 2007 で OS の展開を行う際、SP2 に含まれる最新の AIK が必要になる為
古いバージョンの AIK が存在する場合、AIK のアンインストール/アップグレードが SCCM 2007 SP2 のセットアップで行われないことが理由。
SCCM で PXE サービス ポイントを構成している場合、古い AIK をアンインストールしないとアップグレードに失敗することがある為。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee344152.aspx

SCCM 2007 SP1

Windows AIKをアンインストール

SCCM 2007 SP2

参考まで

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セキュリティパッチの適用状況のインベントリ収集について



セキュリティパッチの適用状況のインベントリ収集(ソフトウェア更新機能を利用しない場合)について


SMS_DEF.MOF ファイルで以下の情報を収集するようにステータスを変更する
※「SMS_DEF.MOF 」サイトサーバの \inboxes\client.src\hinvフォルダに保存されている。
※「SMS_DEF.MOF 」について編集前に要バックアップ

Win32_AddRemovePrograms
Win32_AddRemovePrograms64
Win32_PatchState
Win32_PatchState_Extended
Win32_QuickFixEngineering

既定で「Win32_QuickFixEngineering」が無効 (False) になっているので、有効(True)に変更
設定が有効になるのは、クライアントが最新の MOF を読み込んだ後 (既定で 60 分後)

SMS_DEF.MOFファイルの編集について
「Win32_QuickFixEngineering」の検索を行い、当該箇所の「SMS_Report」が「False」となっている箇所を「True」変更

[ SMS_Report (True),
SMS_Group_Name ("Quick Fix Engineering"),
SMS_Class_ID ("MICROSOFT|QUICK_FIX_ENGINEERING|1.0") ]

class Win32_QuickFixEngineering : SMS_Class_Template
{
[SMS_Report (True) ]
string Caption;
[SMS_Report (True) ]
string Description;
[SMS_Report (True) ]
string FixComments;
[SMS_Report (True), key]
string HotFixID;
[SMS_Report (True) ]
datetime InstallDate;
[SMS_Report (True) ]
string InstalledBy;
[SMS_Report (True) ]
string InstalledOn;
[SMS_Report (True) ]
string Name;
[SMS_Report (True), key]
string ServicePackInEffect;
[SMS_Report (True) ]
string Status;
};


・SMS_def.mof ファイルを使用したハードウェア インベントリの拡張方法
 http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb633227.aspx


WSUSサーバのメンテナンス

SystemCenterとは異なりますが、WSUSサーバの維持管理をしていくうえで必要なメンテナンス作業を記載。

①定期的なクリーンナップウィザードの実行
参考URL
http://blogs.technet.com/b/jpwsus/archive/2012/06/08/3502667.aspx
上下関係があるWSUSサーバの場合は下位サーバからの適用が必要。


②インデックスの再構築
※インデックス再構築は下記URLのメンテナンススクリプトを使用。
http://gallery.technet.microsoft.com/scriptcenter/6f8cde49-5c52-4abd-9820-f1d270ddea61


参考:WSUSサーバの同期処理の高速化対策(複数のWSUSサーバを管理した場合)
③IsHidden 列へのインデックス作成
※Updates テーブルの Ishidden 列に対して、インデックスの作成することによって同期処理の高速化

1. SMT-Security のデータベース サーバーにログイン
2. SQL Server Management Studio を起動
3. 左ペインのオブジェクト エクスプローラから、[データベース] - [SUSDB] - [テーブル] - [dbo.tbUpdate] の順にノードを展開
4. [インデックス] ノードを右クリックし、[新しいインデックス] をクリック
5. [インデックス名] に、任意でインデックス名を入力
6. [追加] ボタンをクリックし、[IsHidden] のチェックボックスにチェックを入れ、[OK] をクリック
7. [一意] のチェックボックスについては、チェックされていない状態のままに
8. [OK] をクリック

症状が改善しているのか確認。

カスタムレポートについて

SCCM 2007のビューの一覧について

SCCMを利用していると標準で装備されているレポートに過不足を感じる事があります。
下記のURLにあるツールを利用する事で、レポートをカスタムする事に役立つツールがダウンロードできる。

http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=87BBE64E-5439-4FC8-BECC-DEB372A40F4A&displaylang=en

ただ、実際にこのツールを利用するとカスタムレポートの作成がいかに面倒かが改めて実感できる。
作成方法については別途。





SCCM配布ポイント 共有フォルダのパス変更について

かなり細かい話ですが、忘れがちになるので、記載。
SCCMサーバを通常インストールを行うと作成されるSCCM配布ポイント
このSCCM配布ポイントはSCCMにて配布するプログラムなどを保存しておくフォルダですが、
普通にSCCMサーバをインストールするとCドライブ内に自動的に作成されます。

要件によってはこのSCCM配布ポイントをDドライブ、Eドライブと保存場所
を変更したい場合があります。

今回はこのSCCM配布ポイントの保存場所の変更手順を用意いたしました。
かなり細かな話ですが、つづけます。


まず、実施するにあたり、利用しているSCCMサーバにて
一時的に現在配布しているソフトウエアを停止する必要があります。

SCCM の配布ポイントを移動させる場合、no_sms_on_drive.sms ファイルを利用
して別のドライブに配布ポイントを作成することが可能です。
SCCM では no_sms_on_drive.sms ファイルが存在するドライブに配布ポイント
を作成しない動作をします。
以下の手順を実行してもらいますと、別のドライブに配布ポイントが作成されます。

1. 配布中のパッケージがある場合、一旦、SCCM 管理コンソールの提供情報よ
り、提供情報を右クリックして [プログラムを無効にする] (配布の一時停止)
を選択。

2. SCCM 管理コンソールのパッケージから配布ポイントを右クリックし、[削
除] を選択して既存の配布ポイントを削除。

3. SMSPKGC フォルダーからパッケージが削除されたら、内容が空のテキスト
ベースの no_sms_on_drive.sms ファイルを作成し、C ドライブ上に配置。

4. SCCM 管理コンソールのパッケージから再度、配布ポイントを指定いただき
ますと C ドライブ以外の最も空き容量の大きいドライブに新たな配布ポイント
(SMSPKG フォルダー) が作成されます。
ドライブが複数あり、特定のドライブ上にのみ配布ポイントを作成したい場
合は、作成したいドライブ以外の全てのドライブに no_sms_on_drive.sms ファ
イルを配置。

5. 1 の手順でプログラムを無効化していた場合は、提供情報を右クリックして
[プログラムを有効にする] を選択。

この操作で再起動の必要性、およびクライアントへの影響はございません。
クライアントでは新たな設定反映後、新しい配布ポイントを認識するようになり
ます。
no_sms_on_drive.sms ファイルにつきましては以下の情報をご参照ください。

・Configuration Manager が特定のドライブにファイルをインストールしないよ
うにする方法
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/bb632890.aspx



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SystemCenter関連の情報をぼちぼち更新していきたいと思います。

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